MT4とは|特徴、向いている人、MT4を使い続ける理由
先に結論を言います。MT4は2005年リリース、開発終了、ただし既存EA資産が膨大なプラットフォームです。新規参入なら MT5 が素直ですが、既存のMQL4 EA資産を活かしたいなら MT4 を使い続ける価値あり。この記事ではMT4の特徴と、MT4を選ぶべき人を整理します。MT5との比較は MT4とMT5の違い を参照。
先に結論|MT4は既存EA資産があるトレーダー向け、新規ならMT5
- MT4 = MetaTrader 4、2005年リリース、開発終了(セキュリティ更新のみ)
- MQL4 で書かれた無料・有料EAが膨大に存在
- 軽量で古いPCでも動く
- 新規参入なら MT5、既存EA資産があるなら MT4
MT5 が登場して15年経っても MT4 が残っているのは、MQL4 EAの資産価値があるから。逆に、新規EA購入・運用ならMT5の方が選択肢が広がる傾向。
MT4の歴史と特徴
MT4 の歴史
- 2005年: MetaQuotes Software Corp. がリリース
- 2010年: 後継 MT5 リリース(ただし MT4 の地位は維持)
- 2018年: MetaQuotes が MT4 の新機能開発終了を公式発表
- 現在: セキュリティ更新と業者対応のみ
MT4 の特徴
- 軽量: 古いPCや低スペック環境でも動く
- 豊富なEA資産: MQL4 で書かれた無料・有料EAが膨大
- 情報量: 日本語の書籍、ブログ、YouTube が豊富
- MT4 対応業者: ほぼ全ての海外FX業者が対応
MT4の機能概要
チャート機能
- 9種類の時間足(M1、M5、M15、M30、H1、H4、D1、W1、MN)
- 最大100チャート同時表示
- カスタムインジケーター豊富
注文機能
- 成行・指値・逆指値
- ストップロス・テイクプロフィット
- トレーリングストップ
- 一括決済・一部決済
EA機能
- MQL4 で書かれた EA を実行
- バックテスト(シングルスレッド)
- デモ・本番の両方で動作
足りない機能
- 板情報(DOM): 標準表示されない
- 経済指標カレンダー: 標準搭載なし
- 多銘柄対応: 株価指数・仮想通貨CFDは業者で拡張している場合のみ
MT4が向いている人
1. 既存の MQL4 EA資産あり
過去に購入した/自作した MQL4 EA を継続運用したい場合、MT4 一択。MT5 では動かない(書き換え必要)。
2. 軽量PC環境で使いたい
10年以上前のPCや低スペック環境でも MT4 は動きます。MT5 より軽量。
3. 情報量(書籍・ブログ)を重視
日本語の学習リソースは MT4 の方が蓄積があります。初心者向けの解説記事も豊富。
4. FX一本で運用(多銘柄不要)
MT4 は FX 中心の設計。株価指数・仮想通貨CFD・個別株CFDを扱わないなら、MT4 で十分。
MT4が向かない人
1. 新規参入で EA資産無し
新規なら MT5 の方が将来性あり。MT4 は開発終了しているので、長期的には MT5 対応業者が増える見込み。
2. 多銘柄(株価指数・仮想通貨CFD・個別株CFD)を一口座で
MT4 は多銘柄の拡張が業者依存。MT5 は標準で多銘柄対応。
3. 板情報(DOM)を見たい
MT4 は板情報が標準表示されない。スキャルピングで板を見たいなら MT5 か cTrader。
4. 最新機能を使いたい
MetaQuotes は MT4 の新機能開発を止めている。MT5 の方が進化する可能性が高い。
MT4対応業者
主要な海外FX業者はほぼ全て MT4 対応:
– XMTrading
– Exness
– TitanFX
– AXIORY
– Vantage
– FXGT
– BigBoss
各業者のMT4対応状況は XMTradingの基本情報 等を参照。
MT4のインストール・ログイン
MT4のインストール・ログイン手順は、公式インストーラーを業者サイトから落とし、ログイン3情報(口座番号・パスワード・サーバー名)で接続する標準フロー。
詳細は MT4/MT5のインストール方法 と MT4/MT5のログイン方法。
MT4を使い続ける戦略
EAの継続運用
- MQL4 EA を継続して使う
- 開発者が MT5 版をリリースしない EA を守る
- 慣れた環境で運用を安定させる
将来的な移行の準備
- MT4 対応業者が減ることは当面なさそうだが、長期的には MT5 比率が上がる可能性
- 新規EAの購入・開発は MT5 で検討する選択肢も
MT4 と MT5 の併用
- 既存EAは MT4、新規トレードはMT5 で運用
- 同一PCに両方インストール可能(フォルダ名を分ける)
よくある質問
Q. MT4はいつまで使えますか
A. 公式発表で終了日は未定。業者対応が続く限り使える。当面(5〜10年)は大きな問題はないが、長期的にはMT5比率が上がる見込み。
Q. MT4とMT5のどちらが初心者向けですか
A. 情報量ではMT4、新規性とサポートの将来性ではMT5。新規参入ならMT5が素直。
Q. MT4で使えるEAはMT5でも使えますか
A. 使えません。MQL4 と MQL5 は言語仕様が違うため、書き換えが必要です。EA開発者が両対応版を配布している場合のみ両方で動く。
Q. MT4のライセンス費用はかかりますか
A. 無料。業者経由で提供されるので利用者に費用はかかりません。
結論|MT4は既存EA資産があるトレーダー向け
MT4 は、MQL4 EA資産を守るためのプラットフォームです。新規参入なら MT5 が合理的ですが、既存EAを活かしたい・軽量環境を重視する層には価値が残ります。
MT5 との比較は MT4とMT5の違い、MT5 単独解説は MT5とは、EA運用のプラットフォーム面は MT4/MT5でEAを使う方法、インストール・ログインは MT4/MT5のインストール方法 と MT4/MT5のログイン方法 を参照してください。
よくある質問
- MT4はいつまで使えますか
- 公式発表で終了日は未定。業者対応が続く限り使える。当面(5〜10年)は大きな問題はないが、長期的にはMT5比率が上がる見込み。
- MT4とMT5のどちらが初心者向けですか
- 情報量ではMT4、新規性とサポートの将来性ではMT5。新規参入ならMT5が素直。
- MT4で使えるEAはMT5でも使えますか
- 使えません。MQL4とMQL5は言語仕様が違うため、書き換えが必要です。
- MT4のライセンス費用はかかりますか
- 無料。業者経由で提供されるので利用者に費用はかかりません。
