MT4/MT5のインストール方法|PC・Mac・スマホで詰まらないための手順
先に結論を言います。MT4/MT5 のインストールは、公式サイトまたは各業者の会員ページからダウンロードしたインストーラーのみを使うのが鉄則です。野良サイトのインストーラーはマルウェア混入のリスクがあり、口座情報を抜かれた事例も報告されています。この記事では、Windows・Mac・スマホのインストール手順と、詰まりやすい3箇所を整理します。
先に結論|公式サイトか業者サイトから落とす、野良サイトは使わない
- 公式サイト: MetaTrader公式(https://www.metatrader4.com/、https://www.metatrader5.com/)
- 業者サイト: 各海外FX業者の会員ページ
- 野良サイト: 「MT4無料ダウンロード」を謳う非公式サイトはマルウェア混入リスクあり
ここは勘違いされやすい点ですが、業者サイトから落とすインストーラーの方がその業者のサーバーが事前登録されているので、ログイン時に詰まりません。公式サイトから落とすと、サーバー手動入力が必要です。
インストール前に決めること
1. MT4 か MT5 か
どちらを使うかは MT4とMT5の違い で決めてからインストールしてください。両方インストールも可能ですが、初心者は1つに絞るのが無難。
2. どの業者のサーバーに接続するか
口座を既に開設している業者のインストーラーをダウンロードするのが最も手間が少ない。複数業者を使うなら、それぞれの業者会員ページからインストーラーを個別取得。
3. 32bit / 64bit の識別
最新のMT4/MT5インストーラーは自動判別しますが、古いPCの場合は事前にシステム情報で確認:
– Windows: 設定 → システム → バージョン情報 → システム種別
– Mac: 64bitのみ(Mac OS X 10.11以降)
Windows PCでのインストール手順
ステップ1: インストーラーをダウンロード
- 業者会員ページ → 「MT4ダウンロード」または「MT5ダウンロード」をクリック
- または各業者公式サイトの「プラットフォーム」ページから
- ファイル名例:
xmtrading4setup.exe(XMのMT4)、Exness5setup.exe(ExnessのMT5)
ステップ2: インストーラーを実行
- ダウンロードフォルダで.exeファイルをダブルクリック
- Windows の警告が出ても、業者サイトから落とした正規インストーラーなら「実行」で進む
- インストール先フォルダの指定(通常はデフォルトでOK)
- 利用規約に同意してインストール開始
ステップ3: 初回起動時のサーバー選択
- インストール完了後、自動起動するMT4/MT5で「ファイル → 取引口座にログイン」
- 業者サーバー一覧から、口座開設完了メールに記載のサーバー名を選ぶ
- サーバー名が出ない場合は手動入力(後述)
ステップ4: 複数業者のMT4を共存させる方法
異なる業者のMT4/MT5を同じPCに入れると、デフォルトでは同じフォルダに上書きされる可能性があります。対処法:
- 業者ごとに別フォルダにインストール: インストール時に
C:\Program Files\XMTrading MT4\のように業者名入りのフォルダ名にする - デフォルト設定で複数入れると上書き: 既存MT4の設定が消える事故の原因
Macでのインストール手順
Macは公式のMT4/MT5対応が不安定な時期があり、以下のいずれかが実用的:
方法1: 業者公式のMac版アプリ
XMTrading、AXIORYなど、業者独自のMac向けインストーラーを配布している場合があります。業者会員ページで確認。
方法2: PlayOnMac または Wine 経由
- PlayOnMac: https://www.playonmac.com/
- Windows版MT4/MT5をMacで動かすためのラッパー
- 操作感はWindows版に近いが、挙動が不安定な場合あり
方法3: Parallels / BootCamp で Windows版
- Parallels Desktop(有料、$99〜): MacでWindows 11を仮想動作
- BootCamp: Intel Mac限定、Apple Siliconでは非対応
- 確実にWindows版MT4/MT5が動く
Mac利用者は、業者公式Mac版 → PlayOnMac → Parallels の順で試すのが無難です。業者によってはMac対応が薄いので、Mac環境での運用は事前確認が必要。
スマホアプリでのインストール
iOSでのインストール
- App Storeで「MetaTrader 4」または「MetaTrader 5」を検索
- 公式アプリ(MetaQuotes Software Corp.提供)をダウンロード
- 業者独自のアプリも存在するが、公式アプリで大半の機能は使える
Androidでのインストール
- Google Playで「MetaTrader 4」または「MetaTrader 5」を検索
- 公式アプリをダウンロード
- 野良APKは避ける(マルウェアリスク)
業者独自アプリとの違い
一部の業者(XMTrading、Exness等)は独自のスマホアプリを提供。公式MT4/MT5アプリと機能はほぼ同じですが、業者独自の管理機能(入出金、ボーナス状況の確認等)が組み込まれています。
インストールで詰まりやすい3箇所
1. 32bit版を入れてしまう
古いインストーラーや公式サイトの古いバージョンを入れると32bit版が入ることがあります。最新PCでは64bitが標準なので、業者サイトの最新インストーラーから落とすのが安全。
回避策: 業者会員ページの最新インストーラーを使う。
2. 業者サーバー名が選択肢に出ない
公式サイトから落としたインストーラーは、業者サーバーが事前登録されていない場合があります。ログイン画面で業者名で検索しても出てこない時は:
- 「検索」欄に業者サーバー名(例:
XMTrading-Real 30)を手動入力 - それでも出ない場合は、業者サイトから落とし直す
3. 既存MT4に上書きして設定が消える
複数業者のMT4を同じフォルダに上書きインストールすると、既存のチャート設定・インジケーター・EAが消えることがあります。
回避策: 業者ごとに別フォルダ(XMTrading MT4、Exness MT4 等)にインストール。
インストール後すぐやること
1. デモ口座の作成または既存口座のログイン
- デモ口座で操作を練習 → 海外FXのデモ口座
- リアル口座で本番 → MT4/MT5のログイン方法
2. チャートのレイアウト保存
- 好みのチャート構成(通貨ペア、時間足、インジケーター)を設定
- 「ファイル → プロファイル → 名前を付けて保存」でレイアウト保存
- レイアウト保存しておけば、再起動後も同じ画面に戻せる
3. 注文板(板情報)の表示(MT5のみ)
- 「表示 → 板情報」で表示
- スキャルピングで使う場合は必須
よくある質問
Q. MT4とMT5を両方インストールできますか
A. できます。異なるフォルダにインストールすれば同一PCで両方動きます。ただし初心者は最初の1〜3か月はどちらか1つに絞るのが無難です。
Q. Macでは動きますか
A. 業者公式のMac版アプリ、PlayOnMac経由、Parallels/BootCamp経由のいずれかで動きます。業者により対応状況が違うので、事前に業者公式で Mac対応の有無を確認してください。
Q. スマホだけで取引できますか
A. 基本的な取引はできます。ただしカスタムインジケーターの導入やEA運用はスマホアプリでは制限されるため、本格運用はPC版と併用が現実的です。
Q. 複数業者のMT4を同じPCに入れられますか
A. 入れられます。業者ごとに別フォルダ(例: XMTrading MT4、TitanFX MT4)にインストールすれば共存可能です。
結論|公式か業者配布のインストーラーだけを使う
MT4/MT5のインストールは、野良サイトを避け、業者会員ページまたは公式サイトから落とすのが鉄則です。業者会員ページのインストーラーは事前にサーバー登録されているので、ログイン時の手間が少なく初心者向き。
インストール完了後は、MT4/MT5のログイン方法 でサーバー接続、海外FXのデモ口座 で2週間の操作習熟、という順序で進めてください。MT4とMT5の選択は MT4とMT5の違い、口座開設の全体フローは 海外FXの口座開設方法、始め方の全体は 海外FXの始め方 を参照してください。
よくある質問
- MT4とMT5を両方インストールできますか
- できます。異なるフォルダにインストールすれば同一PCで両方動きます。初心者は最初の1〜3か月は1つに絞るのが無難。
- Macでは動きますか
- 業者公式Mac版、PlayOnMac経由、Parallels/BootCamp経由のいずれかで動きます。業者により対応状況が違います。
- スマホだけで取引できますか
- 基本的な取引はできます。ただしカスタムインジケーターの導入やEA運用はスマホでは制限されるため、本格運用はPC版併用が現実的。
- 複数業者のMT4を同じPCに入れられますか
- 入れられます。業者ごとに別フォルダ(例: XMTrading MT4、TitanFX MT4)にインストールすれば共存可能です。
